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FP3級保有の編集者が、高級車のお金まわり・スペック・購入条件を公式データに基づいて整理しています。高級車のオーナー経験はほとんどありませんが、メーカー公式情報と中古車市場データを丁寧に読み解くことを強みとしています。
ディフェンダー リセール崩壊という言葉を目にして不安を感じている方が増えています。
新車価格が872万円から2,250万円(ランドローバー公式 2026年モデル)にのぼる高級SUVであるディフェンダーが、数年で大幅に価値が下がるのではないかという疑念は、購入検討者にとって無視できない問題です。
一部のグレードや仕様によってはリセールに厳しさが見られるのは事実ですが、全体的な崩壊と言えるかというと、データを見る限りやや大げさな印象もあります。
リセールが下がっている原因には、中古市場での供給過多や装備・カラーの選択ミス、需要層の偏り、さらには為替や2026年モデルのマイナーチェンジによる市場変動まで、複雑な背景が絡んでいます。
2026年4月時点の大手買取サービスのデータでは、ディフェンダーの3年落ちリセールバリューは42.7%〜100.9%と幅が大きく(出典:ガリバー 2026年4月2日更新)、5年経過時の残価率は89.2%と高水準を記録しています(出典:ユーカーパック 2026年版)。つまり、グレードやオプションの組み合わせによって残価率が大きく変動するのが現状です。
この記事では、ディフェンダー リセール崩壊の真相を2026年最新データとともに検証し、グレード別の残価率や人気カラー、高額査定で売却するコツまで、これから購入を検討している方や売却を考えている方に役立つ情報をお届けします。
- ディフェンダー リセール崩壊の真相と2026年最新の残価率データ
- グレード別・カラー別のリセール価格の実態と選び方
- リセールが下落した4つの原因と今後の見通し
- 高額査定で売却するコツとリセール価値を維持する方法
ディフェンダー リセール崩壊の真相と2026年最新データ

引用元「Wikipediaコモンズ」より
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 3年落ち残価率(2026年4月) | 42.7%〜100.9%(出典:ガリバー) |
| 5年経過時残価率 | 89.2%(出典:ユーカーパック) |
| ランドローバー内リセールランク | 1位(出典:ユーカーパック 2026年版) |
| 人気カラー | フジホワイト・サントリーニブラック・パンゲアグリーン |
| 最適売却時期 | 3年以内・走行距離3万km未満 |
ディフェンダーのリセールは本当に崩壊しているのか?
ディフェンダー リセール崩壊という言葉を検索すると、SNSや中古車関連の掲示板で「2〜3年でこんなに下がるとは」という声が目立ちます。しかし実際の相場データと市場動向をもとに検証すると、一概に崩壊とは言い切れない実態が見えてきます。
2026年4月時点のガリバーの買取実績データによると、2023年式以降の現行モデルの3年落ちリセールバリューは最大100.9%、最小42.7%と報告されています(出典:ガリバー 2026年4月2日更新)。また、ユーカーパックの2026年版ランキングでは、ディフェンダーはランドローバー全車種の中でリセールバリュー1位(残価率89.2%)を記録しています。
ただし、これがすべてのディフェンダーに当てはまるわけではありません。大手中古車検索サイトのデータを参照すると、2021〜2022年式のP300やD200では3年落ちでリセールが新車価格の50〜55%前後まで下がっている事例が確認されています(出典:カーセブン 2026年版買取相場レポート)。
リセール二極化の実態
人気の高い仕様、たとえばD300系やオプション充実車両は60〜65%の残価を維持しているケースも多く、仕様によって差が非常に大きいというのが現実です。とくにブラックやホワイトといった定番カラー、パノラミックルーフ付き、エアサス装備車などは買取査定で評価されやすい傾向にあります。
ディフェンダーのリセールは崩壊ではなく、条件による二極化が進んでいる状態です
グレード別の残価率と買取相場の実態
ディフェンダー リセール崩壊の真相を理解するには、グレード別の残価率を詳しく見る必要があります。2026年最新のカーセブン買取相場レポートでは、グレードによって残価率に大きな差が出ていることが確認されています。
| グレード | 新車価格帯 | 買取相場 | 残価率目安 |
|---|---|---|---|
| 110 カルパチアン P525 | 約1,200万円台 | 915〜1,104万円 | 約80〜90% |
| 110 アーバナイト D300 | 約900万円台 | 650〜904万円 | 約70〜95% |
| 110 Xダイナミック SE D300 | 約1,000万円台 | 607〜775万円 | 約60〜75% |
| 90 SE P300 | 約700万円台 | 428〜512万円 | 約60〜70% |
| 90 P300 | 約650万円台 | 392〜458万円 | 約55〜65% |
限定車・特別仕様車の残価率が突出して高いのが大きな特徴です。特にカルパチアンエディションは買取上限1,100万円超えを記録しており、ディフェンダー リセール崩壊という言葉とは正反対の結果を示しています。
90シリーズと110シリーズの比較
ショートボディの90シリーズはコンパクトサイズながら安定した価格維持率を示しており、都市部での取り回しやすさが評価されています。
一方、5ドアの110シリーズは90よりもさらに中古市場での需要が安定しています。カーセブンのグレード別データでも、全体として90系より110系の買取相場が高い傾向にあります(出典:カーセブン 2026年版)。ファミリーユーザーからの支持が厚いことが、110シリーズの強みといえます。
年式別の買取相場推移
| 年式 | 買取相場 |
|---|---|
| 2024年式 | 538〜1,108万円 |
| 2023年式 | 408〜908万円 |
| 2022年式 | 389〜966万円 |
| 2021年式 | 379〜800万円 |
| 2020年式 | 445〜560万円 |
FPの視点で分析すると、2024年式では上限1,100万円超えと新車価格に迫る水準を維持しています。年式経過による下落は見られますが、2020年式でも底値が約445万円と一定の水準を保っていることから、ディフェンダーは輸入SUVの中でも値崩れしにくい車種であると考えられます。
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リセールが下落した4つの原因

「Wikipediaコモンズ」より引用
なぜランドローバー・ディフェンダーのリセールが崩壊したと言われるのでしょうか。この問いには一言では答えられない複数の要因が絡んでいます。公式データと市場動向をもとに、リセール価値の下落を引き起こした主な背景を4つの視点から整理します。
①新車価格の高騰と円安の影響
最も大きな要因の一つが新車価格のインフレです。ディフェンダーはモデルチェンジとともに高級化が進み、2026年モデルでは初のマイナーチェンジとPHEV導入により、価格帯は872万円〜2,250万円に設定されています(出典:ランドローバージャパン 2025年7月発表)。
上位グレードやオプションを追加すると軽く1,500万円を超える個体も多く、この価格に見合うリセールが維持できるのかという不安が広がっています。円安の影響で新車価格が上昇した結果、購入時の支払額と売却時の査定額のギャップが生じやすくなっているのも一因です。
②中古市場での在庫急増
2023年頃から中古市場にディフェンダーの在庫が急増しました。これは新車納期の長期化により注文後にキャンセルされた個体や、残価設定ローン終了で戻ってきた車両が市場に流れたためです。
需要に対して供給が上回った結果、買取価格は一時的に大きく下がり、「ディフェンダーはリセールが悪い」という印象が定着した側面があります。
③残価設定ローン終了車両の市場流入
残価設定ローンの契約満了を迎えた車両が一斉に中古市場に流れ込んだことも供給過多の一因です。2020〜2021年にかけて購入された個体が3年契約で戻ってきており、タイミングが重なったことで相場が一気に緩みました。
④装備・カラー選択のミスマッチ
購入時の装備やカラー選択が中古市場のニーズと合わない場合、リセールが大きく下がることがあります。中古車市場で需要の低いカラーやオプション構成の個体は再販時の汎用性が低くなり、売却時に査定が伸びにくくなります。
供給過多による一時的な価格下落は今後も続く可能性があり、新車納期正常化による需給バランスの変化に注意が必要です
リセールが高いグレードと低いグレードの違い
ディフェンダー リセール崩壊の実態を正しく理解するには、リセールが高いグレードと低いグレードの違いを知ることが重要です。すべてのモデルが一律に値下がりしているわけではなく、特定のグレードが下落しやすいという傾向がはっきりと現れています。
| リセールが高いグレード | リセールが低いグレード |
|---|---|
| 110 カルパチアン P525(上限1,100万円超) 110 アーバナイト D300 110 Xダイナミック SE D300系 限定車・特別仕様車全般 | P300エントリーモデル D200ベースグレード 素仕様・オプションなし 不人気カラー車両 |
ディーゼルモデルと限定車のプレミアム化
ディーゼルモデルや限定車は中古市場でプレミアム価値が発生しやすい傾向にあります。口コミ傾向として、中古車専門サイトのレビューでは「ディーゼルのトルク感はガソリンでは得られない」「限定モデルは希少性が年々高まっている」という評価が複数確認されています(出典:カーセンサー・グーネットのユーザーレビュー傾向)。
なお、2026年モデルからはPHEV「P300e」が新たにラインナップに加わりました(出典:ランドローバージャパン 2025年7月発表)。今後、PHEVモデルの市場評価が従来のガソリン・ディーゼルモデルのリセールにどう影響するかは注目ポイントです。
P300・D200の値落ちリスク
注意すべきはベースグレードであるP300やD200です。エントリーモデルとしての役割を担っていますが、中古市場では「せっかくディフェンダーを選ぶなら上位グレードが欲しい」というニーズが強く、相対的にリセールが弱くなる傾向があります。
公式データをもとに計算すると、P300の新車価格約700万円に対して3年後の買取相場が392〜458万円ということは、残価率約56〜65%です。一方、カルパチアンは約80〜90%を維持しています。FPの視点で分析すると、この残価率差20〜30ポイントは3年間で140〜210万円ほどの資産価値差に相当します。つまり、購入時にどのグレードを選ぶかが、将来のリセールに直結するということです。
2026年以降のリセール予想と今後の見通し
現在ディフェンダー リセール崩壊とも言われていますが、2026年以降その相場はどうなっていくのでしょうか。これから購入や売却を考えている方にとって、未来の相場予測は気になるポイントです。
2026年マイナーチェンジの影響
2026年モデルで初のマイナーチェンジが実施され、PHEVモデルの追加やフロントデザインの刷新が行われました(出典:ランドローバージャパン 2025年7月発表、価格872万円〜2,250万円)。マイナーチェンジ後の新型が投入されたことで、マイナーチェンジ前の中古車は「旧型」のイメージがつきやすくなる一方、流通量の増加により手頃な中古車として需要が高まる可能性もあります。
適切仕様なら60%前後維持の可能性
適切な仕様・グレードを選んでいれば60%前後のリセールは維持できる見込みです。逆に不人気カラーや素仕様では50%を切る水準になることもあり、買い方次第で将来の明暗が分かれる状況が続くと考えられます。
| 予測シナリオ | 人気仕様 | 不人気仕様 |
|---|---|---|
| 2026〜2028年 | 60%前後維持 | 50%以下に下落 |
| PHEV普及後 | エンジン車の希少性上昇 | 環境性能面での評価低下 |
| 次期フルモデルチェンジ前 | 駆け込み需要で一時上昇 | 大幅下落リスク |
ディフェンダー リセール崩壊を避けて高く売る方法

引用元「Wikipediaコモンズ」より
リセール価値を維持する人気カラーとオプション
ディフェンダー リセール崩壊を避けるには、新車購入時の仕様とオプションの選び方が重要です。どんなに走行距離や年式が良好でも、仕様や装備の組み合わせ次第で数十万円単位の差がつくのが現実です。
人気トップ3カラー
リセールに強いボディカラーとして挙げられるのは、フジホワイト・サントリーニブラック・パンゲアグリーンです(出典:カーセブン人気カラー分析 2026年版)。特にフジホワイトとサントリーニブラックは国内外で安定した人気を持ち、買取査定でも好評価を得やすい傾向があります。
中古車市場のデータを分析すると、同年式・同グレード・同走行距離の車両でもカラーによって20万〜40万円ほどの査定差がついている傾向が報告されています(出典:カーセンサー掲載データの傾向分析)。
黒・白がトレンドに左右されない理由
ホワイトとブラックはリセールバリューの観点から安定した選択肢です。グレーもおすすめできるカラーです。これらの定番カラーは時代やトレンドに左右されにくく、幅広い層に受け入れられるため中古市場でも高い需要を維持しやすいです。
グリーン系がアウトドアユーザーに人気の背景
パンゲアグリーンなどのグリーン系カラーはアウトドアやキャンプ愛好家から高い支持を得ています。ディフェンダーの本格オフロード性能とマッチするカラーとして人気があり、特定の層からの需要が安定しているため、リセールでも一定の評価を得られます。
高価オプションの組み合わせによる残価率変動
中古市場で評価が高い代表的な装備としては、パノラミックルーフ(サンルーフ)、エアサスペンション、360度カメラ・クリアサイトリアビューミラー、ドライバーアシストパック(ACC・LKA等)、レザーシート+シートヒーター/ベンチレーターなどが挙げられます。これらは再販時に「装備が充実している」という付加価値として評価されやすく、つまり査定額の上乗せにつながりやすいということです。
逆に大型ホイールやオフロードタイヤ仕様、過度な内装カスタムなどは一部の層にしか響かず、査定が伸びにくいリスクがあります。
リセールを意識するなら素仕様は避けることも大切です。最低限の装備しかない車両は購入価格は抑えられるものの、再販時の魅力が乏しくなりがちです
ディフェンダーを高額査定で売却するコツ
ディフェンダー リセール崩壊と言われる中でも、高額査定を得るにはいくつかのコツがあります。グレードや経過年数以外にも査定に影響するポイントを押さえることで、できるだけ高い買取価格を引き出すことが可能です。

引用元「Wikipediaコモンズ」より
複数業者での査定比較の重要性
ディーラーの下取りと中古車買取サービスを比較すると、買取サービスの方が高い査定額がつく傾向にあります。カーセブンの公式情報でも「下取りよりも40万円以上お得になった例」が紹介されています(出典:カーセブン公式サイト)。複数社に査定を依頼し、条件を比較検討することが高額売却への第一歩です。
車検前のベストな売却タイミング
車検前に売却することで、車検費用の持ち出しを避けつつ、車両の市場価値が下がる前に手放すことができます。また年式や走行距離が一定の基準を超えると査定額が下がる傾向があるため、3年以内・走行距離3万km未満が理想的なタイミングです。
メンテナンスノート・整備記録の準備
メンテナンスノートや整備記録は車の状態を証明する重要な書類です。特にランドローバーのように電装系の信頼性が注目されるブランドでは、正規ディーラーでの整備履歴が買取査定に大きく影響します。定期メンテナンスを怠らず記録を残しておくことで、査定時に車両管理の質をアピールでき、評価の向上が期待できます。
モデルチェンジ前に売却を検討する理由
マイナーチェンジやフルモデルチェンジが発表されると、現行モデルは相対的に「旧型」と見なされ、価格が下がりやすくなります。2026年モデルのマイナーチェンジがすでに実施されたため(出典:ランドローバージャパン 2025年7月発表)、マイナーチェンジ前の車両を所有している方は早めの売却検討をおすすめします。
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正規ディーラーでの整備履歴や車検証、取扱説明書を揃えます
査定前に洗車や車内の清掃・消臭を行うことで査定士に良い印象を与えられます
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買取価格を下げる注意パターン

「Wikipediaコモンズ」より引用
ディフェンダー リセール崩壊を避けるには、買取価格を下げてしまう注意パターンを把握しておくことが重要です。せっかく高額で購入したディフェンダーも、いくつかの要因で査定額が大幅に下がってしまうことがあります。
過度なカスタマイズは逆効果
個性が強すぎるカスタムや中古市場で需要の低いカラーは敬遠されやすい傾向にあります。大型ホイールやオフロードタイヤ仕様、過度な内装カスタムなどは一部のマニア層にしか響かず、査定が伸びにくいリスクがあります。純正パーツを保管しておくことで、査定時に有利になることもあります。
事故歴・修復歴による大幅減額
事故歴や修復歴がある車両は買取価格が大幅に下がります。特にフレーム修正を伴う事故は査定に大きく影響するため注意が必要です。傷やへこみがある場合でも、自己判断で修理せずにそのまま査定に出すことが賢明です。修理費用が査定額アップ分を上回ってしまうケースが多いためです。
不人気カラーの選択リスク
| カラー分類 | リセール評価 | 査定差目安 |
|---|---|---|
| 人気カラー | ホワイト・ブラック・グレー | 基準価格 |
| やや不利 | グリーン・ブルー系 | −10〜20万円 |
| 大幅不利 | イエロー・オレンジ・レッド | −20〜40万円 |
年式と走行距離のバランス
カーセブンの走行距離別買取データによると、1万km以下では800万円台がつく一方、15万km以上でも300万円前後の価値が残るとされています(出典:カーセブン 2026年版)。距離が増えても値崩れしにくいのがディフェンダーの特徴ですが、リセールを最大化するなら3年以内・走行距離3万km未満が理想的なラインです。
長期保有による電子制御系リスク
5年以上の長期所有になるとリセールは下がりやすくなる傾向があります。特にエアサスや電装装備の劣化時期に差しかかると、査定でも修理リスクを見込んで値引きされてしまうことが多くなります。これは実際の故障の有無にかかわらず、年式が進んだ輸入車全般に見られる傾向です。
ディフェンダーの維持費とリセールの関係性
ディフェンダー リセール崩壊を語る上で見落とせないのが維持費とリセールの関係性です。高額な維持費は中古市場での評価に直結し、結果的にリセールバリューにも影響を与えます。
定期メンテナンスコストの実態
ランドローバー・ディフェンダーの定期メンテナンスコストは国産車と比較すると高額です。年間の維持費としては自動車税・保険料・燃料代・メンテナンス費用を合わせて年間50万〜80万円程度を見込む必要があります。
FPの視点で分析すると、仮に年間維持費を65万円として5年間保有した場合の総維持コストは約325万円です。新車価格900万円の車両であれば、5年後の売却額が575万円以上(残価率約64%以上)でなければ維持費込みの実質コストが車両価格を超えることになります。この計算は購入判断の一つの目安になるかもしれません。
※上記は簡易的な試算です。実際の維持費は車両の状態・使用状況・保険内容等によって異なります。具体的な資金計画はファイナンシャルプランナーや販売店にご相談ください。
| 維持費項目 | 年間費用目安 |
|---|---|
| 自動車税 | 51,000円(2,500cc超〜3,000cc以下の場合)※旧税率。2019年10月以降新規登録車は50,000円 |
| 保険料(車両保険込) | 150,000〜250,000円 |
| 燃料代(年間1万km) | 180,000〜250,000円 |
| メンテナンス費用 | 100,000〜200,000円 |
| 合計 | 518,000〜788,000円 |
修理費用が中古市場評価に与える影響
電子制御ユニット(ECU)やエアサスペンションなどの高額修理が必要になる可能性があることから、中古車市場では年式が進むほど修理リスクを織り込んだ評価になります。これが5年以上の車両で急激にリセールが下がる理由の一つです。
高額な維持費が購入層を限定する理由
ディフェンダーは全長5m近い大柄なボディや価格帯の高さゆえに購入できる層は限られます。結果的に中古で再販する際に、需要と供給のバランスが崩れやすく、価格を下げないと売れにくい構造になりがちです。
ただし、海外とくに中東・アフリカ・オセアニア諸国での人気が高く、輸出先によっては高値で取引されているケースもあります。整備状態が良く事故歴のない日本の中古車は海外で引き合いが強くなりやすい傾向があります。
よくある質問
- ディフェンダー110のリセール率は?
-
2026年4月時点のガリバーのデータでは、3年落ちのリセールバリューは42.7%〜100.9%と幅があります(出典:ガリバー 2026年4月更新)。110シリーズは90シリーズより需要が高く、特にD300系やSE以上のグレード、人気カラー(ホワイト・ブラック)の車両は70〜90%以上の残価率を維持する傾向にあります。ただしP300ベースグレードや不人気カラーでは50%台まで下がるケースもあるため、仕様選びが重要です。
- ランドローバーのリセールバリューランキングは?
-
ユーカーパックの2026年版ランキングでは、ランドローバー全車種の中でディフェンダーが残価率89.2%で1位です(出典:ユーカーパック 2026年版)。2位はディスカバリーの66.56%、続いてレンジローバーイヴォークなどが続きます。ディフェンダーはランドローバーの中でも特にリセールが強い車種といえます。
- ディフェンダー110を買うにはいくらの年収が必要ですか?
-
一般的に、車両価格の2〜3倍以上の年収が維持費も含めた無理のない購入ラインとされています。ディフェンダー110の2026年モデルは899万円〜(出典:ランドローバー公式)ですので、公式データをもとに計算すると年収1,800万〜2,700万円程度が目安になります。ただしこれはあくまで一般的な考え方であり、頭金やローン条件、他の支出状況によって大きく異なります。具体的な資金計画はファイナンシャルプランナーにご相談ください。
- Defenderの残価率は?
-
5年経過時の残価率は89.2%とランドローバー内で最高水準です(出典:ユーカーパック 2026年版)。3年落ちでは最大100.9%、最小42.7%と仕様による幅が大きいのが特徴です(出典:ガリバー 2026年4月更新)。限定車やディーゼルモデルは特に高い残価率を維持する傾向にあります。
- ディフェンダーはなぜリセールが強いと言われているのですか?
-
ディフェンダーがリセールに強い背景には、世界的な需要の高さ、限定車の希少性、そしてモデルチェンジサイクルの長さがあります。ランドローバーは世界中で知られたブランドであり、特にオフロード性能を評価する層からの支持が厚いです。2019年以降のフルモデルチェンジ後も、2026年に初のマイナーチェンジが行われたばかりで、モデルサイクルが比較的長いことも価値維持に寄与しています。
- 新車納期の長期化はリセールにどう影響しますか?
-
新車納期の長期化は短期的にリセールを押し上げる要因となりますが、長期的には不安定化のリスクもあります。納期が長いと中古車を選ぶ人が増えるため一時的に中古相場が上昇しますが、納期が正常化すると供給過多になり一気に相場が下がる可能性があります。2023年以降の在庫急増もこの需給バランスの変化が一因とされています。
- ディフェンダー購入で後悔しないためのポイントは?
-
まず維持費が年間50万〜80万円程度かかる点を理解し、大柄なボディサイズが日常の使用環境に合うか確認しましょう。リセールを意識するなら、人気カラー(ホワイト・ブラック・グレー)を選び、110シリーズのSE以上のグレードを検討することがポイントです。パノラミックルーフやエアサスペンションなど評価の高いオプションを選び、過度なカスタマイズは避けることをおすすめします。
- ランドクルーザーと比較してリセールはどうですか?
-
ランドクルーザーは国内外での圧倒的な人気と信頼性から高い残価率を長期間維持する傾向があります。ディフェンダーもランドローバー内ではリセール1位(残価率89.2%)と健闘していますが、グレードや仕様によるばらつきが大きい点がランドクルーザーとの違いです。仕様選び次第ではランドクルーザーに匹敵する残価率を実現できる可能性があります。
ディフェンダー リセール崩壊を正しく理解し賢く売却するために
- ディフェンダー リセール崩壊は全体ではなく、グレードや仕様による二極化が実態
- 3年落ちリセールは42.7%〜100.9%と幅が大きい(出典:ガリバー 2026年4月更新)
- 5年経過時の残価率89.2%はランドローバー内で1位(出典:ユーカーパック 2026年版)
- 限定車・特別仕様車はカルパチアンで上限1,100万円超えの高値を記録
- P300やD200のベースグレードは3年落ちで50〜55%まで下がるケースも
- リセール下落の原因は新車価格高騰・中古在庫急増・残クレ車両流入・装備ミスマッチ
- 人気カラーはフジホワイト・サントリーニブラック・パンゲアグリーン
- 評価の高いオプションはパノラミックルーフ・エアサスペンション・360度カメラ
- 複数業者での査定比較が高額売却のカギ
- 3年以内・走行距離3万km未満が最適な売却タイミング
- 2026年モデルでマイナーチェンジ・PHEV導入済み(価格872万〜2,250万円)
- 年間維持費は50万〜80万円程度を見込む必要がある
- 正規ディーラーでの整備記録が買取査定に大きく影響する
- 海外市場での需要が高く、輸出先によっては高値取引の可能性も
- 購入時の仕様選びと売却タイミングの見極めがリセール維持の鍵
ディフェンダー リセール崩壊という言葉に不安を感じている方も多いかもしれませんが、実態は全体的な崩壊ではなく、グレードや仕様による二極化が進んでいる状態です。適切な選択と売却タイミングの見極めによって、高いリセールバリューを維持することは十分可能と考えられます。すでにディフェンダーを所有している方は、まず愛車の現在の市場価値を確認し、複数社の査定を比較することで、最適な売却判断につなげてみてはいかがでしょうか。
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参考資料
- ランドローバージャパン公式サイト「DEFENDER 110|モデル概要」(https://www.landrover.co.jp/defender/defender-110/index.html)
- ガリバー「3年落ちのディフェンダーのリセール(残価率)情報」2026年4月2日更新(https://221616.com/resale/landrover/defender/year-1-3/)
- ユーカーパック「ランドローバー リセールバリュー・残価率一覧」2026年版(https://ucarpac.com/resalevalue/m118)
- カーセブン「ランドローバー ディフェンダーの買取・査定相場」2026年版(https://www.carseven.co.jp/guide/news/7246/)
- Car Watch「ディフェンダー2026年モデル 初のマイナーチェンジでPHEVモデル導入」2025年7月16日(https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2031654.html)
- 画像引用元:Wikipediaコモンズ
最終更新日:2026年4月3日
※この記事は公開時点の情報に基づいて作成しています。中古車の買取価格・残価率は市場環境の変化により変動します。実際の売買にあたっては、最新の市場情報をご確認のうえ、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。記事中の維持費・残価率のシミュレーションは一般的な試算であり、個別の事情を反映したものではありません。

コメント
コメント一覧 (2件)
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